乳児の便秘は下剤だけに頼らず、生活習慣の改善を！
乳児の便秘にも下剤が処方されることがあります。
ただし、乳幼児の場合、下剤に頼り過ぎると便秘が慢性化するケースもあるので
下剤で便通を改善しつつ、食事等の生活習慣を見直すことがとても大事です。
乳児の便秘では、便が硬くなりすぎてお尻が痛い、いきんでも出ないという
ケースがあり、この場合、緩下剤で便を柔らかくして、出やすくします。
数日様子を見ていると更に便が硬くなり、痛みが増し、便意を我慢し、
ますます出ないという悪循環に陥りがち。
早めの受診が望ましいでしょう。
下剤を利用しながら、食事、生活の見直しをします。
水分を多目に、食物繊維豊富な食材、そして便を出やすくするぬめりのあるもの
（海藻類など）も与えましょう。
オリゴ糖は善玉菌のエサになり、腸内環境を整え、便通改善に有効です。
ヨーグルトなどと一緒に食べさせるのもよいでしょう。
また、１日の生活を振り返り、なるべく身体を動かすよう工夫しすることも
便秘改善につながります。身体を動かせば食欲もわきます。
喉も渇いて水分も補給しやすくなります。
便秘ばかりに気をとられず、なるべく外遊びを心がけ運動不足にならないよう 気をつけてみて下さい。
乳児は痛みや不快感などの体調を言葉で的確に表現できません。
泣いたり、食欲不振等、いつもと違う症状や様子に気をつけ、早めに医師に相談して下さい。
下剤に頼るのではなく、自然なお通じが出る生活を目指すことが何よりです。
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